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ながれてゆくもの

いちオタクの徒然雑記

西洋骨董屋根裏堂にお呼ばれしてきた話(仮)

イベント感想

 

Sound Horizon 9th Story Concert

Nein ~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~」

5/24 千秋楽公演 @東京国際フォーラム

 

21日時点での感想を書いておいて正解だったと心から思いました。

そのくらい衝撃だったというか、与えられた情報量が尋常じゃなかったというか……

 

*全曲エンディング改変

*8th Storyの予告

主な特記事項はこのふたつ、かな。多分。改変点と気がついたことだけメモがてら書いていきます。

 

長くなりそうなので一言で感想を言うなら「いろんな妄想が詰め込まれた分厚い同人誌を

読んだ気分」。

 

 

はい、行きますよ〜。

 

◇名もなき女の詩

改変点:ルーナの台詞

「まだパンは早いわよ」→「まだパンは…(ここで旅人に気づく)…、エンディミオ…!?」

 

白タイツじまんぐ、今回は衣装めくりあがってなかった。ハケるとき謎の動きしててめっちゃ面白かった。

 

特筆すべきは最後のシーンでバラッドらしき旅人がパンを買うあたりか……しばらくルーナの方を気にしていたように思う。
ほかの公演の話聞いてると全く見向きもしない日、すごく気にしてる日ってあったようなので結局公演ごとにいろいろ違うんだよなあ。

と、21日公演の感想で書いていたのですが、24日も2階席から野鳥の会ばりに双眼鏡を駆使して細かいところをどうにか見ようとしていて、旅人の表情を伺えないかなって見ていたわけです。

そうしたら21日とさほど変わらず、ルーナの方を気にした後ふつうにパンをかじるのかと思ったらルーナが気がついたので二度見する形になり、持っていたパンが転がり落ちる……という終わり方。ここはパン屋の主人の表情見たかったなあと今振り返って思う。

そのあと通常通り「めでたし、めでたし」ってクロニカ様が出てきたけど全っ然めでたくない。修羅場の予感。

 

 

◇食物が連なる世界

改変点:ラストのヒロインの台詞ふたつ

①「生と死が輪になって廻るのなら、何度だって、貴方を産めば良いのだから」→「お母さん、今度こそ貴方を生むからね…!」

②夫の「顔色がいいみたいだね」に対して 「あら、そう?」→「ふふ、わかる?」

 

ピラミッドが描かれて輪廻の砂時計の暗示は今回もあり。

もともと最後のヒロインの台詞が個人的にとっても違和感があってこれハッピーエンド感そこまでないなと思ってたんですが、台詞改変によってますますバッド感強まったんじゃないかと思う……。

生命の営みそのものは変わらず廻っているけれど、生まれてくるモノはその時々で違うはずなので、全く同じものを産み出せるとは思えない。

 

 

◇言えなかった言の葉

改変点:手紙が風に飛ばされずに白ひげ先生の手に渡る。「どういうご関係の人ですか!?」に対して「なぁに、ただの古い知人だよ」

 

……なんかもうちょっと改変して妄想の余地くれてもよかったんじゃないかな?????

やはりあのヤリ捨て男がいい演技だなと思う曲です。話しかけるところの声のトーンとビジュアルの合ってなさが絶妙。

すごく今更歌詞カード読んでて気がついたけど≪あの時の魔法のお薬≫ってどういうこと…ヒロインは以前に白ひげ先生に治してもらったことがある? あの時っていつ?

 

 

◇憎しみを花束に代えて

改変点:インタビュアーがmarie*marie、ステラ発狂とアビス出現、ノエル登場

まりまりに対して「なぜ赤じゃないの……なぜ紫なの…どうして青に傾くの…」「私は貴女のこと大好きなのに?出会ったばかりだから?時間なんて関係ないでしょう?」、拳銃持ち出し→ノエル登場、まりまりの手を取って救出→ステラ発砲しながら追いかける→舞台後方でアビスが笑いながら追いかけて消える

 

改変しすぎや。どこから突っ込めと。21日のあの真っ赤な女インタビュアーどこいった。まりまり降臨で客席大騒ぎ。

「青に傾くの…」はなんだか意味深だなと思う。傾くっていう言い方がね。生に傾く天秤、ってことでいいのでしょうか。それなんてRoman?

そんなことよりすっごい嬉しそうにアビスが展開を見ていたことがだいぶ不気味だと思うのです。彼の中の”エリスの本質”とは衝動なんですかね。エリスである条件とは何なのでしょうね。

 

 

◆路地裏の猫たちとノエル(幕間)

花のあと、無言でまりまりの手を引いてノエルが路地裏通過。

戻ってきた時は1人で「お前らは幽霊でも見たんだろ!」の一点張り。「お前らが見たい見たいと思ってた気持ちが見せた幻だ、幽霊だ!」って言われて乾いた笑いが出てきてしまった。ノエマリ人気だもんな……わたし全然知らないけど。

猫達とのやりとりは割愛。食物人気なんですね。

市蔵「僕達ふたりで……いえ、この子と3人で〜〜♪」には盛大に笑わせてもらった。どの子だよ。

 

 

◇西洋骨董屋根裏堂

記憶が正しければ女主人の声はDX盤の音源と同じ。やっぱりマダムのおっぱいナイスおっぱい。

 

 

◇涙では消せない焔

改変点:ラストで口ずさむ歌が♪しあわせにおなりなさい

 

大号泣してまたコンタクト外れた。改変も予想ついてた(というか期待してた)けどやっぱりRomanという作品は個人的にとても思い入れがあるので泣かない訳がない……

見れば見るほどフランス革命っぽいけど、神聖フランドル帝国といえば銀色の死神なので案外ルーナと時代そこまで変わらないのかなと時系列に地味に疑問がある。

食物〜でのヒロインの台詞に違和感があるのはこの曲での夫婦のいつか生まれておいで…という気持ちが暖かくて切ないからかもしれない。受動と能動の違い?

 

 

◇愛という名の咎

改変点:エレミシャご出産。

死神が黒いおくるみに包まれた子をミーシャに渡す。「ずっと一緒にいようね」は同じ。

 

アウト。本当にアウト。ご出産ですかオメデトウゴザイマス……

21日夜に「社交ダンスの振付において頬に手を添えるのは行為を暗示している」というの話をどこかで読んでへ〜って感心していたところへ23日のエレミシャは頬を触っていた→しかもエレフがミーシャの腹へ抱きついて終わった、と聞いてアウトっぽいなって思っていたら完全にやられた…

黒いおくるみ、死神が持ってきたというところが非常にバッドエンドの香り。ふたりの間に産まれた子はタナトスの器になってしまうんですかね。Moiraコンサートでミーシャ=Moira説がまことしやかに流れたけど、それの裏打ちをされているような気分になりました。

 

みんなエレミシャしか見てないからここで主張するけど追手の兵士演じてるダンサーさんたちのアドリブ演技見ていてめっちゃ面白かったです!!!!

片方が倒れて相方が心臓マッサージとかしてるうちにもう一人やってきたら倒れた方がむくっと起き上がって一緒になって「え?」ってなってるのとか!!!

 

死神、21日公演では全然姿が見えなかったのにこの日はいろんな場面であの骸骨を見た気がしてます。ちょっと記憶が吹っ飛んでる箇所があるのでなんともいえないんだけど…あ、あと今回の「ミーシャ♡ミーシャ♪」は後ろに2回でんぐり返しでした。兄馬鹿のちからすごい。

 

周り誰も気にしてなかったんだけどエレフのメッシュが薄いというかほぼほぼなかった気がするのはわたしだけ? と友人に聞いたら「死(紫)の呪縛から抜けてきてるということでは」と解釈を聞いて目からウロコ。

まあでももともと愛咎の展開が好きではなかったので、モヤモヤ感MAXなことには変わりない。

 

 

◇忘れな月夜

改変点:最後にザベトが「……メル…」と名前を呼ぶ、スクリーンの窓にメルエリ投影なし、エリーゼの笑い声なし

 

切なさ倍増したからほんとやめてくれ……この終わり方だとザベトがメルのこと信じきれなかった、待っていられなかったっていうことになる。それは辛い……

 

本当に分厚い同人誌読んだ感じ。さすがコミケでCD手売りしてた人だわ。

 

 

さて。

8th Story予告の件。

 

「輪∞廻」のURLに掲載されている文章が単語ごとに光りながらスクリーンに、この時のBGMはURL開くと聞こえてくるものと同じ。鼓動とか聞こえます。

そして

「[ad921d60486366258809553a3db49a4a]たちは、めぐりつづける」

という言葉の後

8th Story 「Rinne」

 

これ、文字化けのところが「ぼく」だったとするとMärchenのボーナストラックにそんな台詞が紛れていたので、布石は既にあるのかとは思ってます。あとLH名義の曲中で「僕たちは廻り続けるだろう 最果てへ繋がり続ける世界へ」っていうフレーズがあるのが引っかかってる。輪∞廻の次の曲は「最果てのL」だし。ノエルっていう存在そのものが最果てにあるのかしら?

アナグラムでReinn(=澪音)になるのが気になるところ。輪∞廻の文章読んでても聴覚障害についての何かが絡んでくるのは安易に予想がつくけれど、澪音と関連があるとされている「星屑の革紐」だと視覚障害だもんな〜と、どう予想を構築しようか悩んでいるところ。まあどうせそんな予想なんて軽々と飛び越えられて驚きの世界を見せられるんですけどね!

 

 

◆アンコール前の繋ぎ

サッシャさんと英ちゃんによる歌ってみようのコーナー(?)

・海を渡った征服者達

・朝と夜の物語

 

 

◆アンコール

◇輪廻の砂時計

ラストでヒロインの魂を死神が回収。

ぶりっこが「バッカじゃないの……バッカじゃないの…」と絞りだすような声で。

 

◇焔

ドール2体分くらいの小さな棺登場。語りはサッシャさんの若本氏の声マネ。

ぶっちゃけしゃっしゃのせいで面白くなっちゃって涙出そうだったのが引っ込みました…だんだん似てなくなるんだもん…www

 

 

千秋楽行ってなかったらほんとうに後悔していただろうなと思うくらい濃ゆい数時間でした。とりあえず第8も予告されたことだし稼いで貯めておかねば笑