ながれてゆくもの

いちオタクの徒然雑記

モノが語るから物語

 

舞台「刀剣乱舞 暁の独眼竜」ライビュ鑑賞してきました。

 

前日Twitterにて

わたし「歌仙ちゃんこじらせそうだって思ってるんだけど、左文字沼にいたことを知ってる友達からは『絶対お小夜に泣くから』って言われてるけどほんとかなあ」

フォロワーAさん「細川組が好きならお小夜に泣きます」

わたし「え」

 

そして当日鑑賞直後のTwitter

わたし「お゛さ゛よ゛」

フォロワーAさん「ほら鳴さんお小夜に泣いた」

 

……というわけで、わたしの最初の感想は「お゛さ゛よ゛」です。はい。

個人的な感想なので、微妙だと思った点も含めて素直に書いてます。

 

 

 

うーん……なんというか、全体的に「解釈違い」「よその本丸」という言葉で片付けようと思えば片付くような気もするんですけど、今回は結構いろんなところがモヤッとしたなあって気持ち。

個人的には歌仙の感じ、あんまり……でしたね。 気に入るところもあったんですけど(終盤の大倶利伽羅とお酒を酌み交わすときの振る舞いは可愛げがあって好きでした)、わたしの思う歌仙とは結構乖離してるなあという感想。っていうかなんで彼だけ戦闘ボイスよくわからん台詞が紛れてたんですかね。あれ初見じゃ全然聴き取れなかったし、他のキャラがゲームの戦闘ボイスっぽかったので余計に際立つ……

気になって仕方がなかったのが山姥切が手入れ直後のお小夜と話をするシーンでのあの1人漫才みたいな自問自答。あれってなんというか同人でよく見るキャラ付けって感じではあるけれども、原作(ゲーム)の山姥切ってあんな悩み方はしないような気がするんですよねえ。あれ舞台上でやっちゃうのはどうなんだろ。あと割烹着着るのまでは100歩譲ってまあいいとして、みつただきっちんのアシスタントであんなキビキビ動くのって本当同人誌の世界だなあって感じ……個人的にめっちゃ微妙だった。

倶利伽羅の態度と言うか、台詞もなんかいくら寡黙でもちょっといろいろ足りないんじゃないか……!?ってなったかなあ。Twitterで飛び交ってた「ミュ伽羅は猫、ステ伽羅は犬」はわかりすぎて笑っちゃう。狂犬一歩手前って感じ。戦いに飢えているんだなあって印象かな。比較して申し訳ないけどミュ伽羅は静、ステ伽羅は動って感じもある気がする。戦闘狂っぽさが滲む感じが新鮮だった……あ、でも最後のラーメンのあたりは可愛かった。ちょっと唐突だったけど。

そして何と言ってもあれですね、黒い鶴丸。同人でもコスでも見てたみんなの妄想が現実になっちまった感ヤバイ。個人的にはちょっと引いた。話の流れとしては納得いくけど素直な感想としては「出しちゃうの……」だったかなあ。甲冑の付喪神、の発想はアリだと思います。付喪神って神様ではなく妖かしの類だと思っているので(線引きが難しい話題ではあるんだけど)、もともと大事にされていて甲冑に付喪神になる一歩手前くらいの妖かしが憑いたところへ、政宗の天下への想いを利用した歴史修正主義者の手が入って歪められてしまったというイメージで見てました。政宗の「これは自分の心が生み出した怨念だから自分で片付ける(大意)」という台詞はすごく少年漫画的な展開でアツいものがあるなと思います。

 

お小夜はね〜〜〜〜、個人的なうちの本丸の話なんですけど、極の修行へ行かせたことを若干後悔していたんですよ、闇に飲まれて帰ってきちゃった、みたいな感じがして。

でも、今回ステで描かれたお小夜の物語のお陰で少しだけホッとしたというかなんというか……行かせたことを後悔してはいけないのかなという風にちょっと考えを改めることができた部分がありました。どんな結果であれ、お小夜がしっかり自分の意思で自分の物語と向き合ったということには変わりがないのと、闇に飲まれたんじゃなくて飲み込んで自分のなかにはっきりと取り込んだんだなあ、と……ステ鑑賞後あらためてお小夜からの手紙を見返してみたりもしてそんな風に考え直しました。

(手紙1~2通目と3通目で宛名の書き方が変わるのは心を抉られる演出である……)

ライビュのカメラさん、お小夜の笑顔をばっちりアップで抜いてくださって本当にありがとうございました……あの瞬間本当にこう、ハートに矢が刺さる感じの、こう、撃ち抜かれるような感覚を覚えました……燃ゆる本能寺の時のわたしの感想が「左文字マジ左文字」だったんですけど(恐ろしく雑)、納谷くんのお小夜は本当にお小夜で大好きです……

ライビュのカメラと言えばお小夜が攻撃を食らった瞬間絶叫する歌仙の顔がアップになったのも嬉しかったなー。現場で見てるとどうしてもお小夜の方に目が行きがちだし、前方の席だったからといってあんなにはっきり表情を見ることができるなんてなかなかないと思うので、あのカメラの抜き方は注目したいと思った部分ドンピシャって感じで良かったなって思います。なんかTwitterじゃネタにされてたけど。

 

最後にひとつ言うなら真剣必殺姿、4人まとめてドーンより個別がよかったなあ。きっと本能寺のときと似た演出になるから変えたんだと思うけど……それぞれが真剣必殺してから4人並ぶほうが観てる側としては熱量上がるんじゃないかなと……思う……

 

あ、最後の方のラーメンのあたりのシーンで「油揚げ」って言われたの妙に反応しちゃった小狐丸推しなんですけれども、まさか次回作小狐丸(っていうか三条)出ないよね……? これまでの2作が、”自分に与えられた物語”と”元の主”にフォーカスしてるから、三条の中でも特に小狐丸はその路線でいくなら出ないだろうとタカをくくっていたけど……まさか、ね? むしろ鳴狐かな?(逃避)

 

 

ここから先はもう本編関係ない話。

 

燭台切役の東くんの脚の長さよ!!!! ほんっっっっとに!長い!顔ちっちゃい!すんごい燭台切光忠!あと誕生日おめでとう!!若すぎてビビる…… あとさとたくに寄せた演技がいいなあといつも思う。寄せてるのにちゃんと東くんの味も感じさせてくれるからすごい。

橋本くんの貞ちゃんほんと貞ちゃん。本能寺の時から思ってたけど再現率半端ないよね……光忠との連携シーンすごく良かった。サイズ感もばっちり。歌仙にミミズ振り回してるの面白すぎた……w

伊達つながりでもうひとつ。正直に言って二次創作上の鶴丸があまり好きになれなくてちょっと敬遠してたとこあったんですけど、健人くんの鶴丸はけっこうお気に入りだったりします。殺陣の動きが好みっていうのはあるんだけどそれ以外でも芯のあるかっこいい鶴丸ってイメージが強くていいなあって。茶目っ気も何故か健人くんの演技だと可愛く見える。なんでだろう。

 

あと、本能寺の時から思ってたけどステの三日月は怖いなあ……って。シナリオの伏線を深読みするとだいたい三日月の行動や言動に意味があることはわかるけれど、それにしても本能寺のときより更に終始怖いオーラが出てる気がした……滔々と語って聞かせる語り部の役割も担っているみたいだから仕方ないけどよく喋るしめっちゃ強くて怖い。ステ三日月怖い。個人的にはミュ三日月(阿津賀志山公演で)の「おれは言葉を信じぬ性質(たち)でなあ」って台詞が好きなので、完全によその本丸の三日月として見てるけど……本当独眼竜の三日月は怖かった。

 

 

まとまらない刀ステ感想でした。

うーん、総括するとライビュで十分だったかな……なんて、思っていたり。

 

ステも無事終わったことだしそろそろミュの新作と真剣乱舞祭の情報出してくれていいのよ……というかそろそろ出してひと思いに息の根を止めて欲しい(何が来ても多分死ぬ)