ながれてゆくもの

いちオタクの徒然雑記

ゆめのあとにのこるもの

 

ミュージカル「刀剣乱舞 ~つはものどもがゆめのあと~」

 

公演はまだまだ来年1月まで続きますが、初見の感想を雑に残しておきたいと思います。本当に雑です。

とりあえずあと1回現場(東京凱旋)で観れるのと、千秋楽もLVチケット確保済みなので、未来の自分の感想との比較用。

 

配慮の加減が分からないのでネタバレ注意でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

……ええと、何から書けばいいんだか。

 

ゲーム初期からの推しが三条派、特に義経主従と小狐丸なんですけど、その共通点について以前からたびたび友人と話題にしていたことがそのまま今回のテーマになっていて、ずっと頭をフル回転させながら観てしまったので泣く余裕すらなかったです。

そんなに泣かなかったのはいつもと違って事前に情報あれこれ拾ってたからっていうのもあるかもしれないです。刀ミュに関しては今まで自分が現場で見るまではメディアの上げるゲネプロレポとか動画とか基本的には見ないようにしてたんですけど、今回はメンツがメンツだったので覚悟決めたくて色々見ました(笑)

 

今剣、岩融、小狐丸に共通する「実在したかどうか」が曖昧である(更にいえばゲーム中では今剣は本来は存在しなかったとされている)とか、史実に残ったもの、残らなかったものとか、割と上手く「if」の世界を描いたように思います。義経逃亡説とかね。

ゲームをやっていても膝丸と今剣って関連性がありそうなのに特殊会話とかないですし、そこの繋がりは描かれていなくてどうなんだろうなと思ってたらお互いがお互い記憶にないという状況で、岩融の「自分と今剣は本来の歴史では存在していないのでは」という苦悩、そして今剣の修行へ繋がる流れは納得いくものでした。

今剣を修行に行かせたことについてはちょっと後悔というか悩んでいた時期もあったので 、今回の任務の中で自分の存在について疑問に思ったことがきっかけとなって修行へ、という流れは正直救われるものがありました。ちょうど極実装される時期に三条の無銘の短刀が発見されて「ほうき星宗近」と名付けられたというニュースを耳にして、ああこれが今剣ってことになったらいいな〜なんて思いつつ修行に行かせたらあの子は(ゲーム上では)実在せず、伝承のみの存在だとされてしまって結構ショックだったんですよね。当時は。

今では伝承や伝説は人が作るものだから、そこから生まれた刀剣男士だって人によって作られたことには変わりがない、という信条を持ったので(笑)、極修行によってどんなものを見てどんな答えを出そうとも変わらず「うちの子」だと受け入れることにしています。今剣だって、わたしの元に来てくれた刀剣男士だということは他の子と変わらない事実ですし。

(ステのお小夜のときもそうだったけど、2.5に気持ちを消化するきっかけ貰いっぱなしなんだよな……)

 

序盤の三日月の様子がステ三日月に似ててなかなか不穏だと思ったんですけど、よくよく考えたら彼は自分のことを「言葉を信じぬ性質(たち)」だと阿津賀志山で言ってるので今回の意味深な感じはごく自然なんだよなぁ、と。語ることを野暮だと思っている節があるのが今回はすごくわかりやすかった。髭切の行動のお陰でもあるかな?

現存して博物館にいる三日月と、小鍛冶に代表されるように伝承によって存在している小狐丸の対比がはっきりしていて面白かったです。正攻法、主を信じひたすらに突き進む小狐丸と、何回も時を渡って歴史を見てきて、毎回同じ流れにはならないことを知っていて裏で整えていく三日月とでは、出自の違いがそれぞれの性質をつくっている(=出自の仕方が違うから相容れない部分がある)というのが斬り合いのシーンや髭切が間に入って語るシーンに表れてるかなと思います。

髭切が三日月のことについて「欠けている部分も月なのかな? 別の何処かを照らしているのかな? それとも、ただ闇があるだけなのかな」みたいな感じで言うのが絶妙にツボで……結果的に「見えないところもちゃんと月だったよ」と締めるのもすごく良かった。表現が本当に好み。

 

全体的には、6振りがみんなうまくストーリーに絡んだというか、全員それぞれ見せ場が用意されていたかなあ、という印象。ちょっと膝丸が髭切に隠れがちだったかなとは思うけど、その分殺陣にアクロバット要素あって格好良かった。

 

初見ですんなりストーリーを把握するためには平家物語での義経にまつわるエピソードと勧進帳のあらすじを知っておくくらいは必要かもしれません。あとは中尊寺の蓮の花と藤原泰衡のエピソード。それはwikiに書いてあったのさらっと読んだだけだったんですけど、泰衡の台詞にピンとくるものがあったのでとりあえず義経と弁慶、泰衡については知識詰め込んでおいて損はないかと思います。小鍛冶はどうだろう、予備知識かな? 知らなくても大丈夫かとは思うけど、小狐丸の出自のことだから知ってた方がいろいろ想像が膨らむかも。

 

 

……なんか1部の話だけで結構なボリュームになっちゃったんですけど、2部の話もちょこっとさせてください(笑)

 

2部衣装、全般的にめちゃくちゃ好み!!!今回はホント全員どの形態も好き。第一形態の源氏兄弟見てモンブランと抹茶……ってなる程度には美味しそうな色味してた。

やっぱり三条メインだと優雅な感じが似合うな〜という感想。歓喜の華のアイテムがちょっとこう牛若丸意識なのかなって感じでかっこいいのに優雅で綺麗だったなあ……

今までに比べて人間キャストのパフォーマンスも濃くなったのがすごく良かった。今剣と岩融のデュエットってだけで嬉しかったんだけど、弁慶もそこに混ざるのとか本当楽しくて!あれらぶフェスでやるんだろうか……やってほしいけど東京凱旋と大阪が年明けだから、公式がどの程度ネタバレしていくのか気になるところ。

曲は主従か小狐丸のソロが好きかな…! 主従曲のドタバタ感めちゃくちゃ可愛いしノリも良くて好きなんだけど、小狐丸のはただただ格好いい。歌詞がちょっと意味深。

構成も今までと少し変えてきててあれこれ新鮮な気持ちで観てたらあっという間に終わってしまった。禊とかがない分短めに感じたのかも。

 

今回座席が立ち見だったんですけど、正直約3時間立てるならサイドとか見切れよりだいぶ見やすいと思いました。遠さはオペラグラス持ってけばいいわけだし。席の位置の都合で見えづらい場面は2部の客降り以外は全く無かったです。1列しかない、というのもあったのかな……他のライブとかだと詰め込むだけ詰め込むみたいですし。TDCは本当ライブならともかく舞台系は厳しいんじゃないかと思う会場なのでやっぱり関東の劇場不足というか、2.5作品の乱立なんとかなりませんかね。両方問題か……

 

刀ミュはひとまず「つはもの」は来年1月に2回目の鑑賞予定。

真剣乱舞祭2017まで1ヶ月切ったことが信じられない。