ながれてゆくもの

いちオタクの徒然雑記

アニメ13話ぶんを約2時間半に。

 

舞台「ACCA13区監察課

 

www.acca-stage.com

観劇してまいりました〜。

はじめましてな品川クラブeXにて。あのくらいの小規模な会場久しぶりだったかも。

 

原作者オノ・ナツメ先生の大ファン(というかリストランテ・パラディーゾが好きすぎた)で、ACCAはアニメから入ってコミックも読みました。スピンオフまだ読めてないけど。とりあえず“いち作品ファン”としての視点で感想を書きます。

役者さんで馴染みがあったのはジーン役の荒木さん、パスティス役鷲尾さん、オウル役川本さんくらい……かな?

 

えーと……かなり詰め込んだね(笑)

でも個人的にはうまいこと作ったなあ、って感じです。ロッタちゃんが声(アニメと同じ悠木碧ちゃん)のみの出演だったのはうまく端折るためだったのかな、なんて。序盤のニーノの語り部的な役割もそういう意味があったのかな、と後から思うと同時に納得がいきます。

逆に言うとストーリー予習してない方は厳しいやつですね。良くも悪くも作品ファンのための舞台。まあむしろ知らなかった人はこれきっかけにアニメなりコミックなり読んで欲しいけど……

 

公演内容についての前情報はほぼゼロで観たんですけど、冒頭のアンサンブルの皆さんのプリンの歌とか、厳格な雰囲気の五長官のシーンからの流れでパインが突然ジャケット脱いだのにはびっくり(笑) そして突然マイク持って歌い出すし(笑)

(グロッシュラー以外の)長官が自分の出身の区で歌うのは面白い演出でした。各区を歌で表現するのは雰囲気が伝わりやすいですね。

あとはなんだろう……リーリウムの暗躍がアニメよりは分かりやすく演出されていたように思います。ドーワーで行われた式典のシーンでモーヴさん(……でいいのか? 蓮城さんなのは間違いないけど、あれは恐らく呼ばれた歌手的な感じ)が歌うシーンでリーリウムがフラワウの衣装を着て踊るあたりなんかは、作品知ってればなるほどと思うでしょうし、初見の人はリーリウムの存在が印象付けられる演出じゃないかなぁと思います。

最後のACCAの式典のシーンでは彼だけ思惑が違うというのを団体行動みたいな身体表現で示すのも舞台ならではなものでただただ感心してました。

 

なんだかとにかく演出に感心しっぱなし、って感じでしたね……再現が不可能な要素がある作品ではないけれども、キャラクターの思惑やそれぞれの関係性を示すのに舞台だからできるやり方で会場の特徴をうまく利用したな、という感想です。

ステージの装飾として13種類の制服が飾られているのテンション上がったし、天井部分に設置されたモニターでTVニュース風の映像を流すのもすごく面白かった!

 

そんでもって、キャラクターと役者さんの印象について。

原作とアニメではわたしはモーヴが大好きなんですけど、蓮城さん、本当にかっこよかった…… ACCAの本部長である彼女は時々男性より強いんじゃないかってくらい凛としているキャラクターなんですが、元タカラジェンヌで男役だった方を抜擢したのはもうベストとしか言いようがない。イメージ通りの強くて聡明な女性でした。

五長官についてはアニメのイメージが強いとギャップがあるかもしれないんですが、個人的にはばっちりイメージに合っていてとても満足な配役でした。最近の2.5作品にしては比較的キャストの年齢層が上めだなとは思いますが、その分重厚感というか、オジ様キャラの味が出るというか。ジーンだって年齢設定30代ですし。

(アニメ版も好きな上で言うけどアニメの五長官って年齢不詳感がめちゃくちゃ強いので、舞台版だと微妙ってなるのかなあ……)

印象強いのはシュヴァーン役の山﨑くん。台詞回しがところどころアニメのシュヴァーンにそっくりで、落ち着いたキャラクターが多い中でも存在感がありました。カーテンコールでドヤ顔でマント振るったのかなりツボ。

ジーンとニーノは本当にジーンとニーノだった(突然の語彙力の無さ)……ところどころで台詞の多さ難しさが伝わりはしたんですけど、二人の空気感がすごく良かったです。

 

 

今回は時間の都合とか色々あって一度きりしか観れなかったのと、会場の作りの都合上(劇場として作られたわけではないので平坦なところに椅子が並べられている状態)仕方ないけど前の人の頭に隠れてところどころ役者さんの表情見れなかったりしたシーンがあったのでDVD購入検討します……そしてアニメ放送時期一緒にハマってた友人に布教したい。(笑)

(DMMをはじめとする各動画配信サイトで配信決定したそうで!めちゃくちゃうれしい!ありがとう!!)

本当にもう一度観たかったな〜!!作品ファン的にはかなり高評価な舞台でした。